白砂糖やアミノ酸は今やほとんどの外食料理に使われています。
白砂糖にはさまざまな害があることが知られています。しかしこれを使わないと物足りない、使わないと病院食や修行僧の食べるような料理になると思っている方も多いのではないでしょうか。
とは言え、身体に良くても美味しくなければ楽しくない。美味しくなければお酒にも合わないじゃないですか!と酒飲みシェフの私は考えます。
自分の子どもに食べさせたいものを使ってお客さんの料理を作りたい。それは料理人が誰しも思うことですが、商業料理は美味しさとコストを追求するあまり、なかなかそれができません。
私は三重で料理を仕事とするに当たり、店舗を持たないことを決めました。
バルバルにあるのは包丁一本?の料理人だけ。店舗維持経費は材料費と仕込みの労力と素材のグレードアップに回せるようになりました。
メキシコやアジアを旅して得た世田谷バルバルのレシピ。その人気メニューが出張料理の元になっています。
こちらに移り住んで、地場のとれたての野菜が甘くジューシーで、その美味しさに心が震えました。
バルバル菅井美幸